平成23年6月30日から7月2日まで、宮城県仙台市を中心に東日本大震災の視察と援助物資の提供、及び看護師を中心とした「東日本高齢者ケアプロジェクト」会議へオブザーバーとして参加をしてまいりました。
- 仙台市では、港を中心に沿岸部の被災状況を視察いたしました。
- 名取市では、空港そばの養豚業者の方から、被災当時のお話をうかがいました。
- 石巻市では、黄金浜会館で活動中のキャンナス(全国訪問看護ボランティアの会)仙台中央支部の責任者の方にお会いし、現状をうかがいました。また、わずかではありますが、水・マスク・蠅取り紙・ポカリスエット粉末・蚊取り線香といった物資を提供させていただくことができました。
- 仙台市内で行われた、東日本高齢者ケアプロジェクト会議に、オブザーバーとして参加いたしました。
今回は、全日本カイロプラクティック学会(以下ANCA)として何ができるのかという点を調査するための視察が中心でした。参加者はANCA事務局スタッフを中心とした5名でした。
視察の趣旨は、まず視てくること。状況を知らずして、語ることはできない。実際、想像をしていたより遙かに複雑な状況で、単純にああすればいい、こうすればいいという考え方はできないことを確認しました。
今後のボランティアスタッフの派遣に関し、多くの示唆を得ることができ、有意義な視察となりました。
訪問先でお世話になった皆様、大変お忙しい中お邪魔させていただき、ありがとうございました。
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