カイロプラクティック名称使用における自主規制

カイロプラクティック及びカイロプラクターの名称をお使いの皆様へ

国民は安全で安心なカイロプラクティックを望んでいます。

カイロプラクティック国家資格化に向けての自主規制

カイロプラクティック関係者各位

 当学会では、カイロプラクティックを国家資格として、わが国で認定を受けるための運動を展開中です。

 私たちが携わっているカイロプラクティックに関しても、他の国家資格同様に一定基準以上の教育を受けることが必須条件となるものと考えられます。

 カイロプラクターはすでに先進諸外国においては、医師と同等の国家資格として認定を受けており、その教育内容は医学部に匹敵する基礎医学と専門教育を必要
としています。さらに、数年間の臨床インターンを経験し、カイロプラクティック医師国家資格と開業認定試験を受けます。すでにこの基準は国際的な機関であるWHO(世界保健機関)から正式に発表されております。

 世界的に認知を受けているカイロプラクティックが、日本だけ別の路線を歩み続けることは国民にとって有益とは考えられません。

 カイロプラクターと名乗る以上、国際基準・国際容認基準に達していない方は、早急に必要な教育を受けて頂きたいし、自らにも厳しくあってもらいたいと思います。

 国際基準・国際容認基準の教育を受けることは、国民の健康を損ねないための最低限の責任であり義務と考えます。

全日本カイロプラクティック学会として出来ること

 「国際基準・国際容認基準の教育を受け、自信と誇りを持ってカイロプラクティックを行う。」

 現在、全日本カイロプラクティック学会でも、CSC(カイロプラクティック標準化コース)教育が提供できるための調整を行っています。

 このCSC教育プログラムは、「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」によって、容認基準というものを国際基準・国際容認基準として打ち出しています。

 すでにカイロプラクティック事業者であれば、仕事を辞めて大学に入り直すということはとても大変なことです。また、人間関係や業界のしがらみ、「どのプ
ログラムを受ければ、将来において国内で保障されていくのか判らない。」といった不安から、今まで参加を見合わせていた方々も多くいらっしゃると思いま
す。

 当学会では、

  • 全てのカイロプラクティック事業者が適正に評価され、公平に受講できる。
  • カイロプラクティック事業を継続しながら受講できる。
  • できる限り費用負担を少なくする。

 といった点に注意し、CCEA(オセアニア・カイロプラクティック教育審議会)の認めるCSCプログラムの準備をしております。

切に国民の要望をお聞きいただきますよう要望いたします。

一般社団法人 全日本カイロプラクティック学会

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